株式会社 JVCケンウッド・サービス
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サービスマニュアル制作

サービスマニュアル制作
  • 当社Webサービスマニュアルの特徴

    JVCケンウッド製品の2D/3D設計CADデータとBOM(Bills of materials)データから、当社およびJVCケンウッドグループ海外サービス拠点の修理技術者が修理・保守点検時に使用するサービスマニュアルを作成します。

    サービスマニュアルとしてはPDF形式が一般的ですが、2003年にJVCケンウッド(当時の日本ビクター株式会社)は、PDF形式に代わる電子サービスマニュアルとしてXML/SVG形式を採用し、独自の制作システムを構築しました。

    以降、当社はJVCケンウッド製品のサービスマニュアルをXML/SVG形式で制作しています。

    保守点検や分解方法、調整方法、パーツ交換方法などの文書や部品表はXML(Extensible Markup Language)形式、図面はSVG(Scalable Vector Graphics)形式で作成します。

    XML文書やSVG図面は一般的なウェブページを表すHTMLのように、表示端末に関係なくWebブラウザさえあれば表示することができます。また、XML文書やSVG図面は構造化されたデータのため、DOM(Document Object Model)にアクセスすることで、自在に操作できる特徴があります。

    当社オンラインWebサービスマニュアルの最大の特徴は、図面にSVG形式を採用していることです。

    SVG図面はベクター方式の画像データで、PDF図面と同様に、Webブラウザ上で図面の拡大・縮小・パン・印刷などの操作ができます。

    更に、図形や文字のクリック操作ができ、図面同士、あるいは部品表や修理支援Webシステムとの連携を実現し、情報の検索性と正確性を保ちながら、修理作業の効率化を図れます。

  • 表紙

    製品情報をXMLデータで作成し、データ内の機種属性は、修理支援Webシステムと連携することで、一貫したサービス情報の管理と、利便性・検索性を向上します。

  • ドキュメント

    製品の保守点検や分解方法、調整方法、パーツ交換方法などの文書をXML形式で作成し、HTMLページと同様、ハイパーリンクによって文書の閲覧性・検索性を向上します。

    文書中のイラストにはSVG図面を採用し、PDFドキュメントと同様に、図面を拡大・縮小しても画像が乱れず、高品位な印刷ができます。

    また、表示端末によってWebページのスタイルを切り替えることで(レスポンシブWebデザイン)、情報の可搬性を高めます。

  • 回路図

    回路設計CADデータから部品属性や結線属性を損なうことなくSVG形式の図面を作成します。

    図面の拡大・縮小・パン・印刷機能によりPDF図面と同等の操作性と、高品位な画像を表示します。

    更に、シンボル図形や信号線のクリック操作で、部品表と連携して属性情報を画面表示します。取得した各種属性情報は、そのまま修理支援Webシステムへ問い合わせすることもできます。

    また、基板図と連携し、回路図上で選択したシンボル図形や信号線を基板図上で特定・表示できるため、迅速な修理診断作業を支援します。

  • 基板図

    基板設計CADデータから部品属性や結線属性を損なうことなくSVG形式の図面を作成します。

    図面の拡大・縮小・パン・印刷機能によりPDF図面と同等の操作性と、高品位な画像を表示します。

    更に、シンボル図形やパターンのクリック操作で、部品表と連携して属性情報を画面表示します。取得した各種属性情報は、そのまま修理支援Webシステムへ問い合わせすることもできます。

    一般的な基板図の場合、表面と裏面がありますが、SVG図面は複数層の情報を持つため、表裏の反転表示切替ができます。

    また、回路図と連携し、基板図上で選択したシンボル図形やパターンを回路図上で特定・表示できるため、迅速な修理診断作業を支援します。

    多層基板においては、スルーホール(異なる層をつなぐ穴)や、目では確認できない内層パターンなど、PDFでは表現困難な図面でも、SVG図面ならデータ内の結線情報を活用し表示することで、難修理診断作業を支援します。

  • 分解図

    機構設計3DCADデータからSVG形式の図面を作成します。

    図面の拡大・縮小・パン・印刷機能によりPDF図面と同等の操作性と、高品位な画像を表示します。

    更に、部品図形のクリック操作で、部品表と連携して属性情報を画面表示します。取得した各種属性情報は、そのまま修理支援Webシステムへ問い合わせすることもできます。

  • 部品表

    設計BOMデータから補修部品を選定し、XML形式の部品表を作成します。

    XML形式の部品表は表形式で画面表示することができ、大掛かりなデータベースシステムなどを必要とせず、直接データ内の情報を検索したり、抽出条件を指定して多様なデータの絞込みができます。